ドローンには「飛ばしてはいけない場所」が多くあります。
「ちょっとだけ飛ばしてしまおう」と軽い気持ちでドローンを使ってしまうと、最悪の場合刑事告訴されることだってあります(1年未満の懲役又は50万円以下の罰金)。
なので、飛行可能なエリアを把握することが、ドローンを飛ばす上で大切です。
そこで使えるドローンマップをブラウザ版とスマホアプリ、両方をご紹介いたします。
sorapass(ソラパス)
- ドローンマップをまだ使ったことが無いのなら、sorapass(ソラパス)が使いやすいのでおすすめです。
- ブルーイノベーション株式会社が提供するサービスで、ドローンフライトに特化したマップ表示が特徴
- ドローンマップとしては最もスタンダードで使いやすいかも
- SORAPASS内に飛行申請をサポートする機能を準備しており、専門家への相談窓口も用意されている
- 飛行場が近くにある場合などの正確さは、国土地理院地図に及ばない所もあります(半径9km)
- 飛行可能施設の表示や、有料サービスである天気予報や3Dマップなど、ドローンマップとして使うのであれば嬉しい機能が多く搭載されており、ソラパスの会員登録はやっておいて損はありません。
sorapass(ソラパス) https://www.sorapass.com/map/
DJIフライトマップ
- ドローンの大手DJIが提供するドローンマップ
- 基本的にはgooglemap上に表示され、高度制限空域が表示されているのが特徴
- DJIのドローンを使うのであれば、特に意識することなくフライトマップと連携されます。
- 頼りになるのがリアルタイムジオフェンシングアラートという機能。
この機能では、ドローンが規制空域に侵入しようとした場合、自動的にアラートが鳴り、ドローンがストップするというもの。
高度制限空域などでフライトさせる場合、安心して操作に集中できるでしょう。
また、空港の近くの強化警告空域にドローンが入ると知らせてくれます。 - あくまで警告なので空域のロック解除で対処が可能。
前もって気を付ける場所を教えてくれるのは嬉しいですね。
DJI安全飛行フライトマップ https://www.dji.com/jp/flysafe/geo-map
地理院地図
- 正確なドローンマップなら国土地理院が作る地理院地図で確認がおすすめ。
ドローンの飛行禁止区域を見ることが出来ます。 - 無料で、詳しい情報を得ることが可能
- ドローンの飛行禁止区域表示
(情報→他機関の情報→人口集中地区の順にクリックすると表示可能)
地理院地図
http://maps.gsi.go.jp/#5/36.104611/140.084556/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
AirMap ドローン操縦者・パイロットアプリ
- 楽天が「楽天AirMap」としてサポートしている、ドローンアプリ
- ドローンマップとしては、やや正確性に欠けるところもありますが、このアプリは対応するDJIのドローン(mavicなど)を使うときに本領発揮
- フライトプランの作成や、飛行可能エリアのチェックができるだけでなく、飛行時の操作、カメラ設定、ドローンからリアルタイムで送られてくるHD映像の確認などが可能
- ドローンの操作を「DJI go」などのアプリのみに依存するのではなく、このようなアプリをインストールしておくことで、万が一「DJI go」が使えなくなった時(例えばwifi環境が必要なバージョンアップがあるとき)などにとても便利。
ドローンフライトナビ-飛行制限確認地図
- 航空法を守って、正しくドローンをフライトさせるためのドローンマップ
- DID(人口集中地区)や、空港、自衛隊基地などのエリアに対応し、日出、日没時刻も調べることが可能
- 細かくアップデートもされており、信用性あり。
アプリのダウンロード(iPhoneのみ)